低温やけどとは
低温やけどは、人が心地よいと感じる程度(体温より少し暖かい温度)でも、皮膚の同じ部分が長時間接触していると発生するやけどです。44℃であれば早くて3時間ほどで受傷します。46℃なら1時間半ぐらい、50℃では、2、3分で受傷する場合があります。
低温やけどとはどんな症状?
通常、熱いものに触れた時のやけどは、皮膚が赤くなりヒリヒリする症状がでます。
しかし、低温やけどは、皮膚の深いところまでダメージを受けているが、見た目は軽症に見えて低温やけどと気づかないこともあります。主な症状は、、ちょっと皮膚が赤くなったり、ひりひりするくらいで、1日ほっておいたら、水ぶくれができてグジュグジュしてきます。低温やけどは、症状は軽度に見えても重症となることもありますので、医療機関を受診することをおすすめいたします。
低温やけどの予防方法
低温やけどを防ぐには、
①厚手の湯たんぽカバーを必ずつけて使用し、直接皮膚には当てない。カバーがなければ厚手のタオルなどで包む。
②就寝時に使用する場合は、就寝前のお布団のあたためのみに使用し寝る前には湯たんぽを取って寝る。
③子供やお年寄りに使用する場合には、保護者や介護者が同じ部位に触れ続けないように時々、湯たんぽの位置を変えてください。