水耕栽培スポンジとは
水耕栽培で必要になる主な道具は
・水耕栽培器本体
・液体肥料
・培地スポンジ
・種
の4つです。
今回はその中の培地スポンジについて説明します。
培地スポンジについて
培地スポンジは、水耕栽培をはじめる際に種を蒔く土台となるスポンジの事で、葉菜(葉物野菜)用と果菜(実のなる野菜)用に分けられます。
種まき~発芽までの間は土耕栽培で言うところの土の役割をし、発芽してだんだんと大きくなっていく過程では苗を支える役割を果たします。
自作水耕栽培の場合は台所用のスポンジを使うこともあるようですが、メラミンスポンジは高密度で空気を通しにくく、結果的に根が張りにくくなってしまうので、水耕栽培専用に作られたウレタン製の培地スポンジの使用をおすすめします。
水耕栽培専用品だから、一つひとつが千切りやすく、種を植える切れ込みも入っているので使いやすさ抜群です。300株分で350円と安価なのもうれしいポイントです。
種を蒔くときの注意点
培地スポンジに種を蒔く際に気を付ける点は「培地スポンジに水を十分に含ませる」ということです。培地スポンジを水の中で4~5回つぶして空気を追い出し、水を十分に含ませてください。
スポンジに空気が残っていると、発芽不良の原因になります。
栽培において、種まきは最も重要なポイントの一つです。 ポイントを押さえて、元気に発芽させてあげましょう。
最後に
ペットボトルで水耕栽培をしようという場合には、お手軽に100円均一で道具一式を揃えることもできますが、培地スポンジについては水耕栽培用を購入した方がコストも安く、スポンジをカットする時間や手間も省けます。
植物にとって芽を出しやすい環境を作って、元気で美味しい野菜を作りたいですね。