水耕栽培キットは雨にあたっても大丈夫?
電気を使うものなので、疑問に思う方もいるかもしれませんが、ホームハイポニカは基本的に雨が当たっても大丈夫です。
ただ、雨が降った時に気を付けてもらいたいことが二つあります。
1.根の水没(苗が小さいとき)
2.漏電
1.根の水没
せっかく発芽して双葉になっても、雨などで根元に水がたまったり、まだ背が低いので双葉ごと倒れこむような形で長い間水に浸かってしまうと、ダメになってしまいます。
まだ小さい苗のうちは、雨の際には被せものなどをして雨をよけてあげてください。
2.漏電
循環ポンプのコンセントプラグ接続部分の漏電に気を付けてください。
延長コードなどを利用して接続する場合は、接続部分に自己癒着テープなどを巻いて保護してください。屋外用コンセントがある場合でも、対策をしておくと安心です。
また、自己癒着テープはゴム製のため太陽光に弱いので、自己癒着テープの上からさらに太陽光に強いビニールテープを巻くと劣化を防ぐことができます。
※上記は電気設備の法律に基づくものではないことをご了承いただき、作業等は自己責任の上お願いいたします。
実際にやってみました【漏電対策】
現在、会社の玄関前でホームハイポニカ601にてミニトマトを栽培中なので、上記でご紹介した漏電対策を実際にやってみました。
1.自己癒着テープとビニールテープを用意する
今回はどちらも黒を用意してしまいましたが、ビニールテープは違う色にした方が巻き残しが分かりやすかったなと思いました。
2.まずは自己癒着テープを巻く
自己癒着テープはよく伸びるので、伸ばしながら隙間なく延長コードとプラグの接続部分に巻き付けていきます。
3.次にビニールテープを巻く
自己癒着テープと同じように、ビニールテープも少し伸びるので、引っ張りながら隙間なく巻き付けます。
4.電源とつなぐ
巻き終わったらプラグを電源に差してください。
以上で漏電対策は完了です。ぐるぐるとキレイに巻くのは思ったより手間のかかる作業でしたが、これで雨対策もばっちりです!
最後に
夏は太陽高度が高いため、窓辺であっても室内にはほとんど直射日光が入らず、葉に光が当りません。
そのため、夏場は室内で栽培されるよりお庭で栽培される方がおすすめです。
水耕栽培キットを外に設置するときの参考にしてもらえたらと思います。