雨水タンクの基本

雨水で育てる緑のカーテンでWエコな夏を迎えよう

緑のカーテンとは、「植物を建築物の外側に生育させることにより、建築物の温度上昇抑制を図る省エネルギー手法」のこと。ここ数年で認知度もあがり、実際に取り組まれているご家庭も多くなってきています。

しかし「しっかり水やりをしなければ緑のカーテンの効果が薄い」というデータもあります。
水不足で葉が黄色くなって落ちてしまえば日差しを遮る効果もなくなってしまいます。緑のカーテンでエコに過ごしたいなら、水やりに使う水も水道水より雨水を使ってWダブルでエコを目指したいもの。梅雨前にしっかり雨水を貯める準備をしておきたいものですね。

立派に成長した緑のカーテンは60%もの熱をカットしてくれます。
(※1)
植物が根から吸った水分を葉から蒸発させ、周りの熱を奪います。
さらにその水蒸気を含んでいる「涼風」を室内に取り込めば、エアコンなど冷房機器の使用を抑えることができます。(※2)

光熱費をカットして申請な酸素を提供してくれ、緑に心が癒されて、どんどん成長していく変化が楽しめる。
子どもの夏休みの研究対象にもぴったりだし。
ゴーヤやキュウリなどでつくった緑のカーテンなら、収穫して食べる喜びもありますね。

雨豆知識

今一番人気はやはりゴーヤのようですけど、つる性の植物で緑のカーテンに適した植物は他にもたくさんあります。

“見て”楽しむならアサガオやヨルガオ、フウセンカズラ、トケイソウ、テイカカズラなど。
“食べる”楽しみはヘチマ、ハヤトウリ、ナタマメ、シカクマメ、ミニカボチャ、パッションフルーツなど。

まだ緑のカーテンに挑戦したことのない人は今年から是非、既に挑戦中の人は違った種類の植物で試して みるのもいかがでしょう。

ちなみに、いいことばかりではなく、やはり注意点はいくつかあります。少しばかり参考までに。

ツルもの用ネットや紐、支柱などの初期投資が必要です。
(麻紐を使えば植物が枯れたとき一緒に刻んで堆肥にできます)
建物の壁面に直接植物を這わせた場合、壁などの劣化が促進されることがあります。
ベランダなどでは土や葉で排水溝が詰まることがあるのでこまめな掃除が必要です。
支柱や外壁の強度が不足していると、途中で折れたり破損する場合があります。
強風によって飛ばされると周囲に被害を及ぼすことがあるので注意です。
夏は葉が茂り、冬には葉を落とす植物を選びましょう。
虫が寄ってくる場合があります。
雨水をどんどん使って、立派な緑のカーテンを育てて下さい♪

※1 参考:中部電力「映像3 省エネ効果の実証」の内容-中部電力のあゆみ
※2 引用:東北電力「緑のカーテン」とは

※写真について
作者:Pagodashophouse

雨豆知識

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です