雨水利用の豆知識

堤防が決壊したらどうなる?

2013年の夏は日本各地で集中豪雨がありました。
近年、どうも気候が乱暴になってるようで集中豪雨のレベルも半端ない。
何ヶ月分もの雨が数時間のうちに一気に降ってみたり、何日も雨が降り止まないところがあったり…
人の想像を超えた(想定外という言葉がよく使われるけど)自然災害になっちゃってる。

雨が必要以上に降り続いたら、土石流が発生したり床下・床上浸水が発生したり、 ひどい時は堤防が決壊して大きな被害を出しちゃうこともある。

堤防が決壊するって頻繁に起こる出来事じゃなかったような気がするんだけど…
今年は京都の鴨川でも堤防が決壊して大きな被害が出てしまいました。嵐山のお土産屋さんが浸水して後片付けに追われる様子がニュースでも流れてましたよね。でも、実際の浸水被害ってニュースで流れてるようなものじゃない、もっともっと大変で深刻。
生ゴミや汚物も全部濁流と一緒になって街の中に流れて込むって、考えただけでもゾッとするほど不衛生なもの。
だから浸水被害があった後、昔は疫病が蔓延するなど実被害以上の問題が長い間続いていました。

雨水を強制的に川に排出しすぎると、川の水位が一気に上昇して堤防の決壊が早まってしまう。ちゃんと雨水を地面に浸透させることができれば…
上手に雨と付き合うことで、災害を防ぐ一助になればいいですね。

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