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落ち着いた雰囲気でありながら、どこか凛とした強さも漂う小さなプレート。割烹で使われていた伝統的なかたちを見直し、現代の暮らしに馴染むようリメイクされた「菊皿」です。職人の細やかな技術と素材感を大切にした優しい肌合いが食材を上品に彩り、副菜やおやつなど和洋中問わず使いやすい万能さ。料理を盛りつける"しぐさ"まで楽しくなるような器です。
シンプルながらも存在感のある可憐な花のかたち。中央から伸びる放射線状の花びらが食材を瑞々しく映し、より一層おいしそうに魅せてくれます。
もともと割烹用に使われていたお皿のサイズや細かな点を見直し、家庭でも使いやすいようにリメイク。縁に向かってゆるやかに立ち上がり、手に取りやすい工夫がされています。
まるで食卓に浮かび上がる一輪の花のよう。伝統的な菊をモチーフにしたデザインがどんな料理と合わせても、料亭のようなワンランク上の上品さを演出します。
佐賀県有田町といえば「有田焼」の産地。日本で最初の磁器として江戸時代から盛んに輸出されており、日本を代表する焼き物と言えます。そこで創業350年、14代目まで続いている窯元「陶悦窯 今村家」。江戸時代には藩の御用窯として作陶をつづけ、高い評価を得てきました。
13代目の次男である今村肇さんが2012年に独立。デザイナーの大治将典さんを迎え、作り上げてきたのがこの「JICON」です。 現代という『今』に作る『磁器』を仏教用語の『爾今(じこん)』【今を生きる】という意味に重ね、また創業350年の『今村家』が作る『磁器』という意味で名づけられたそう。
しなやかな器、健やかな暮らしをモットーに成形から本焼きまですべて自分たちの工房で仕上げをされているそう。分業制が主流の現代ではほとんど見ることが無くなった昔ながらの物作りで納得いくまで何度も修正。やっとの思いで完成させた器からは作り手の想いがひしひしと伝わってきます。
先祖代々の技術を受け継ぎながら新しいモノづくりにも挑戦し続ける。ありのままの美しさを追求し、現代の暮らしに合わせた器を手がけています。
一般的な有田焼はどちらかと言えば青白くどこまでも艶やかな白さが特徴。JICONでは"素材感のある暮らし"を提案するために、磁土や釉薬を一から考え直したそう。
ハーフマットで温かみに溢れる優しい生成りの白には、「藁灰」をベースにした天然由来の釉薬が用いられています。陶石や釉薬を活かせるように余計な手は付けず自然な風合いを大事にされており、どこかアンティークのような肌合いに仕上がりました。
1点1点手作業で作られた器は釉薬の出方に個体差があります。またハーフマットの釉薬の特性上、使用していくうちに肌合いが少しずつ変化していきます。表情の変化を愉しみながら、器を育てる過程をお楽しみください。
カラーは3色展開。生成りの白をベースとした優しい色合いは伝統的な色を参考に、和洋問わずお楽しみいただけます。お好みの色をお選びください。
上から時計回りに温かみのある「生成り」、ノスタルジックな雰囲気の「菜花黄」、柔らかいブルーグレーの「浅葱鼠」。
銘々皿として使いやすい小ぶりサイズ。毎日の食卓はもちろん、果物やお菓子を取り分けるのにもぴったりです。来客時にはおもてなしの器としても活躍します。
花びらが織りなす陰影が美しく、整然とそこにある姿はまるで芸術品のよう。見えるところに出しておいても様になり、使う時もすぐ取り出せて便利です。
慌ただしい現代に流されずに 今と真摯に向き合い、只々ひたむきに丁寧に器を作っていく。現在では希少になったそんな"丁寧なモノづくりの在り方"を守り通すJICONさんの陶器には、 心も体も落ち着かせてくれる優しくも芯のある思慮深さが息づいています。
使い手に寄り添った真っ直ぐな想いが、ぎゅっと詰まった優しい佇まい。きっと私たちの日常に、心落ち着かせてくれる安らぐ時間が生まれてくることでしょう。
化粧箱に入っていますので大切な方への送り物にも最適。TOKILABOでは心をこめてラッピングさせていただきます。
1点1点手作りの製品ですので、原材料の土や釉薬の特性により、製品ひとつひとつの大きさ、形状、色、質感、重量に若干の違いが生じます。
電子レンジ、食洗機はお使いいただけますがオーブンはお使いいただけません。
モニターによって、色の見え方が実物と異なる場合がございます。
素地に若干の吸水性があるため、ご使用の状況によっては、貫入(表面の釉薬に入るヒビ) が入る場合がございます。
付属の取扱説明書をよくお読みいただき、長くご愛用ください。
約φ140×H25mm