ヴィンテージライクな優しい質感とシルエットが美しいフラワーベース。シンプルなフォルムは飾る花やグリーンを選ばず、さっと活ければそれだけで様になり空間がふわっと華やぎます。枝ものにも嬉しい高さと安定感があり、お手入れもしやすいので日常使いにピッタリ。食卓やリビングで気軽に花のある暮らしを愉しむことができます。
余計な装飾のないシンプルな佇まいのフラワーベースは、花やグリーンをさっと活けるだけで様になり、特別なテクニックは必要なし。機能的にデザインされた「くびれ」により、少量の花でも枝ものでも簡単に雰囲気よくきまります。
フラワーベースの流れるような美しいシルエットは、花の茎や枝の直線ばかりなラインにアクセントとなり、ただ活けただけでも雰囲気をぐっと素敵に見せてくれます。 また底部が大きくなったフォルムは、水を入れることで安定感が増すので簡単に倒れる心配もなく、気軽に草花を活ける事が出来ます。
フラワーベースの原料となるのは、不要になったガラス瓶やガラス製品たち。ガレットと呼ばれる使用済のガラス瓶を再利用できるまでに砕いたものに、ソーダ灰や石灰石などを加えて高温で溶かします。 そしてただのガラス原料に戻ってから、また新たな製品へと生まれ変わり再び誰かのもとへと旅立っていくのです。 ちなみにガラスびんは、溶かせば何度でも再利用することができます。
リューズガラスとは、一度は捨てられたり、不要になったガラスを再利用(リユース)されたガラスのことを言います。 溶かせば何度でも再利用することができるガラスは、素材が劣化したり変質することなく完全にそのまま使うことができるので、環境に優しくサステナブル(sustainable=持続可能)な社会への取り組みとして大注目されています。
リューズガラスのフラワーベースは、熟練の職人たちによるハンドメイドで一つひとつ丁寧に作られています。 高温の炉で溶かしたガラスを竿ですくい取り、型の中で息を吹き込みながらつくる「型吹き成形」という技法は、ガラスにも関わらずどこか柔らかで優しい印象に。
口の部分の盛り上がった箇所などは、吹き竿(さお)からガラスをカットした後の熱処理時にガラスが流れてできるもので、これもまた吹きガラスならではの特徴です。 やや薄くて軽い作りも魅力のひとつ。吹きガラスの特徴でもある、表面に生まれるわずかな「しわ」や小さな「気泡」もハンドメイドならではの微細な表情の違いとしてお愉しみください。
クリアなガラス製のフラワーベースは内部の汚れが目立ちやすいですが、口が広く手がすっぽり入るので隅々まで綺麗に洗うことができます。 毎日使いたくなるくらいお手入れが簡単なのは嬉しいですね。自然と花を飾りたくなるようなフラワーベースです。
鮮やかな色彩が恋しい季節には、旬の果物や野菜を入れてオブジェとして飾ったりドライフラワーを入れてみるのもおすすめです。アレンジ次第で、季節のデコレーションを愉しむことができます。
日々の暮らしを彩るささやかな道具。料理を器に盛るように花を飾る時間は、思わずハミングしてしまいそうなくらい、気分を軽やかにしてくれるフラワーベースです。
職人による手作りのためサイズや容量、重量に若干の差、形状の違いやゆがみがある場合もございます。 ガラスを吹き終わったあとに断面をカットする「火切り」作業において、厚みがあったりサイズが大きな商品の場合には、焦げ付いたような茶色のラインが出ることがあります。表面に細かなしわが寄ったり、細いラインのようなものが入ったり、小さな気泡や黒い斑点、突起等が見られる場合がございますが、ガラスという素材の特性や製造工程の中で発生するものですのでご了承ください。 ガラスを洗浄する場合は中性洗剤を使用し、破損の原因になる為、食器洗浄機・食器乾燥機のご使用はお控えください。クレンザーやガラスに傷のつく研磨材または研磨材粒子のついているスポンジなどは使用しないでください。
サイズ:約φ14(底部)×H18cm