伝統的な竹細工を絶やすまいと職人自ら山を歩き良質な竹を選別、ひとつひとつ丁寧に製品を作り続けてくださっています。

篠竹の美しさを存分に楽しめるように底面は「ござ目編み」、縁は「やはず巻」が施されています。編み方に変化をつけることでしっかりした強度を持たせ機能美を実現。竹の性質を熟知した職人さんだからこそ成せる技が細やかに表現されています。

ワイヤーなどを使用せず天然素材のみで仕上げられた丸ざるはとてもしなやか。手に取った時、職人さんが丁寧に紡いでいく情景がふわっと浮かびます。

細い竹を4等分に割って肉をそぎ、内側と外側の両方見せて編み上げる「合わせ編み」の技術はまさに芸術的。
今も昔も変わらない繊細な手仕事は高い評価を得ており、伝統工芸品として大切に受け継がれています。

篠竹製品は特性上、スレやささくれ、ひねりなどが見受けられます。ひとつとして同じものはない手作りの風合いをお楽しみください。

軽くて丈夫な竹ざるは毎日使っても安心。家庭菜園の収穫やおもてなしの盛り皿などと用途を選ばず暮らしの様々な場面で活躍してくれます。

サイズは2種類ありますので用途に合わせてお選びください。

そこにあるだけでなぜか目にとまる凛とした佇まい。天然素材ならではの温かみが空間を優しく包み込み、心地よい安らぎをもたらせてくれそうですね。