誰も踏み入れそうにもない倒木の森になにを感じたのだろう。
なぜ、この形にこだわったのか。
木を全く無駄にしない方法？
彼らの自然への優しさや配慮が丸みを帯びた？

機械ですることは最低限。
ただただ、倒れてしまった木がもったいないから作っているのではない。

その木のもつ寿命以上の商品を必ず提供するという彼らの自然への敬意は私たちの想像をはるかに超えるもの。

木そのものの価値が彼らの手や想いによってさらに磨きをかける。

時間の経過とともに劣化ではなく進化させる。手にとると、自分の中に張っていた糸がスルッと緩み彼らの想いがふわっと入り込んでくる魔法のデザインです。

ロンドンの街路樹で１番多く目にするのがロンドンプレイン。
街路樹に選ばれる木はとても強く、ビクともしない耐久性があり、500年生きるとか。

ロンドンプレインの木の幹を覆う皮は汚れると剥がれ落ちる性質があります。だから樹は常に呼吸をし、要らないものは脱ぎ捨て、自分をコントロールしているのです。さすが、強い。

街路樹の「スーハー、スーハー。」の息づかいが聞こえたのでしょうか？
ロンドンの友人２人の決して無理はしない、いいモノを永くご愛用いただけるようにとひとつひとつ丁寧に作られています。

ボードのタグにはどの場所の木で作られたものなのか、わかるようにひとつひとつ手書きで場所が書かれています。木材に対しての深い敬意、彼らのこだわりがないと、決して簡単にできる事ではないですよね。

使うたびに木の真の美しさを発揮。
「便利」とはかけ離れた、自分で年月をかけてサービングボードを育てることで、次世代へもつながっていく究極の一品へと成長します。

ボードにはミネラルオイル、蜜蝋、カルナウバワックス、オレンジのエッセンス、ジュニパーニードルのエッセンスなどの天然成分のみで作られたワックスが塗られています。ワックスは、繊維を強化し、優れた輝きを与えることにより、表面を保護します。

お使いはじめに、木目に添ってオリーブオイル（乾性油がおすすめ！）などの食用油を塗っていただくことで汚れがつきにくくなり、耐用性がより一層増してきます。

また同じようなお手入れを定期的にすることで自然な木目が色が深みを増していきます。お家で簡単にメンテナンスも出来るのがうれしいですね。

じっくり時間をかけて育てたボードは壁に立てかけるだけでインテリアとしてもグッと引き付けられる骨董品みたい。
木が放つ美しさを照り返すほどの丁寧な暮らしが浮かんできます。

華やかなお料理も、フルーツを置くだけでも、シンプルなものこそができる足し算、引き算。おしゃれなレストランに行けなくても心地よい雰囲気をお家にServing。お食事を乗せて楽しむだけではなく、鍋敷きとしてもお使いいただくことが出来ます。