薪割り/伐倒併用ウェッジは、刃が鋭く重量も軽いため薪割りと伐採どちらにも使用ができる珍しい楔です。
粘性のあるアルミニウム合金を使用しているので、打面(上部)が変形し鋭利な突起になったり、打込んだ際の衝撃で割れて破片が当たる等の危険性を低くした特許取得品です。
L.ミューラー社が、物理工学分野で有名なモンタン国立大学レオペンとの共同開発で形状や材質を独自に開発した楔です。 アルミニウム合金製のため約1kgと他メーカーの楔に比べとても軽いです。
原木を確実に割る時に使用する楔は、平型とねじれ型があります。 ねじれ型は、打つ度に回転して食い込んでいき、割れ幅が大きいので、ねじれ・節がある堅い原木を割るのに向いています。 平型は、繊維がストレートに通っている太く大きい原木に使用し、割り幅が狭いので、ねじれ型に比べて、薪割り時の負担が少ないです。
GSマークのGSは、ドイツ語のGeprufte Sicherheit(Approved Safety)の略で、"安全性確認済"を意味しています。
ドイツの製品安全法(ProdSG法)にもとづいて正式に認定を受けた機関で検査され、安全性が認証された製品に付けらます。
OQA:Quality Austriaは、品質、環境保護、安全性、標準工業規格におけるオーストリア検査機関です。 発行される認定書は、製品やサービスの質が高い証明となります。
1:原木の割りたい位置に楔をあて、最初は軽く叩きます。 2:ある程度ささったら、少し力をいれ叩きます。 3:楔が半分ほど埋まり原木にひび割れが入ってきたら強めに楔を叩きます。 4:楔が2/3程度打ち込まれた時点で力をこめてとどめを刺します。 ※画像の商品は「Helko バーモンター楔スプリッティングウェッジ(ツイスト) 型番VT-9」です。
単品(1本)での販売となります。 楔を使用する際には適切な衣類を必ず着用し、顔と目をゴーグルなどで保護してください。 原木のサイズによっては、割るのに複数本必要な場合があります。 動画の楔は「Helko バーモンター楔スプリッティングウェッジ(ツイスト) 型番VT-9」です。
商品の初期不良を除き、一度ご使用された楔、付属品が破損しているものに関しましてはご交換、ご返品は承り致しかねます。 予めご確認の上お買い求めくださいませ。
サイズ:全長26.5cm 重量:800g
ミューラー社は普遍性、持続性そして革新性を企業理念に掲げ300年以上に亘り、斧をはじめとする鍛造品を造り続けてきたメーカーです。 オーストリア南部のこの地域は、紀元前からNoricumと呼ばれローマ帝国時代には良質な鉄鉱石:ノリック鋼を基に武器を製造する拠点となりました。 この想像を絶する長い歴史から生まれた鉄鉱採掘、製錬、鍛造技術が礎となり、1675年ミューラー社は削岩機のドリル等を製造する小さな鍛冶屋から創業をスタートしました。 斧は1823年から製造が開始され、それまでの技術を集約して、伝統と革新性がコラボした優れた商品となり、東欧諸国に広く知れ渡るところとなりました。