銅の厚さは1.2ミリ。蓋を重くすることにより蒸気が逃げにくく、食材の旨味を閉じ込めます。
鍋の上部は真鍮のリングで補強。銅に刻まれたステップも強度を高めています。
職人の知恵と経験が生かされ、細部まで仕事された美しい曲線がこの鍋の最大の特徴です。

本体とハンドルをつなぐパーツは強度の高い真鍮でできています。垂直に立てた際の保持と、ハンドルが本体に当たり熱くならないためのストッパーを2箇所に設けました。これは同シリーズのグランマーコッパーケトルと同じ仕様です。
つまみはどんぐりの「はかま」の形です。ケヤキの木で作られています。
そして製品に対する自信の証として、真鍮部にファイヤーサイドのロゴが刻印されています。

底面にはMade in Japanの文字と、グランマーコッパーケトルシリーズのネルおばあさんの肖像が刻印されています。

内側には錫メッキが施されています。錫メッキの中でも高い技術を要する厚さ3～5ミクロン。工場では日本の宇宙開発の最先端をいく、とある機体のエンジン部のメッキも担っています。

銅の特徴として、熱伝導の良さがあります。
火にかけると一気に熱が全体に回り、素早くお湯を沸かしたり調理をする事ができます。中で対流が起き熱を均一に通すため、お米が踊ってご飯が美味しく炊き上がります。