苗からホームハイポニカに定植させる手順
水耕栽培は、種からだけではなく、ホームセンターなどで販売されている苗からでも栽培が楽しめます。
種から育てるのは自信がない、今から種まきはちょっと遅いかな?
そんな時はすでに育っている苗から栽培をはじめてみてください。
今回はホームハイポニカシリーズのぷくぷくへキュウリの苗を定植させます。
品種については全く知識がないので、ホームセンターで強そうなキュウリを選んできました。その名も「強健豊作」。この時点ですでにキュウリの良い匂いがしました。
ちなみに、茎がしっかりしていて、葉の裏の葉脈がはっきりしているものが良い苗だそうです。
1.苗の土を落とす
バケツ等の容器の中で土を丁寧に落とします。土には雑菌があるので、できる限り全部の土を落としてください。
菌がついたままになっているとキット内部で繁殖して、病気の原因になることもあるので、根を傷つけないようにすばやく洗ってください。
2.土を落とした苗を水に浸けて、日陰に置く
苗は土の環境になれているため、水耕栽培の環境に適応できるように新しく苗から根が出るまで数日、水に浸けたまま日陰に置いてあげてください。
3.新しい根が出てきたら、ぷくぷくに移す
写真は陰に3日ほど置いたキュウリの根です。
こんなふうに新しい根が出てきたら、ぷくぷくに植え替えてOKです。
果菜スポンジを半分くらいまで切って、苗を挟んで、ぷくぷくにセットします。
移した後は日光の良く当たる場所に設置してください。それと、キュウリは成長がとても早いので、キットに移した時点で支柱を立てておいた方が安心です。
あとはペットボトルに養液がなくなってきたらきちんと補充することを忘れずに。
すくすく育って、たくさん実をつけてくれることを期待します!
最後に
すでにある程度育っている苗から栽培を始めると、種から育てるより成長確率がググっと上がります。
特にイチゴなどは、ある程度の大きさにするまでに時間がかかるので、苗から始めるのがおすすめです。