雨水利用の具体例

雨水で育てる緑のカーテンを成功させるコツ

梅雨が終わってぐんぐん気温が上昇し、あっという間に連日の真夏日がやってきました。
今年の夏はかなり暑いと予想されているので、外出時などは特に暑さに対してしっかり備える必要がありそうです。

室内の暑さ対策・省エネ対策としての緑のカーテンはもうすっかり認知されましたね。
そして雨水を使って緑のカーテンを育てているご家庭も多くあるようです。

集めた雨水で緑のカーテンを育てるということは…
 ・雨をゆっくり地面に返して水を循環させる
 ・節水につながる
 ・日差しと熱を遮り室内温度を下げる
 ・エアコンなどの冷房機器の使用を抑えることができる
などのたくさんのメリットがあるのです。

雨豆知識

緑のカーテンといえばゴーヤがよく使われますが、以前も少しご紹介した通りゴーヤ以外にも緑のカーテンに使える植物はたくさんあります。

日差しと熱を遮るという主目的以外に、実を収穫して食べる、花や葉を鑑賞する、エクステリアの一部にするなど、目的別に植物を選びたいですね。

立派に葉を茂らせた緑のカーテンは見た目も美しいし、しっかり役目を果たしてくれることでしょう。

でも、緑のカーテンに挑戦しても葉が全然大きく育たない、葉が密集しない、蔓が広がらない、枯れてしまうなどで失敗してしまうことも。

緑のカーテンを成功させるには、まず育てる植物にふさわしい土壌作りをすること。
適切な水やりと肥料の管理をすること。
適当なタイミングで摘芯をすること。

植物によって好む栄養バランスに違いがあるので、植物の赤ちゃんである苗が健やかに育っていく環境=土壌作りはとっても大切。

水と肥料はやりすぎてもダメだし、足りなくてもダメ。水と肥料は植物にとっての食事なので、好みも分かれます。

この肥料は好きだけどあの肥料は嫌い、水も多い方が好き、多いのは嫌いというのもあり。

特に”摘芯”は、せっかく育っている芽を取っちゃうので罪悪感がありますが、脇芽を出させるために必要な作業です。

最後に、蔓植物に限らずほとんど全ての植物は日光に向かって葉を伸ばします。
植物を植えてその後ろにネットを立てるというのを見かけますが、それは逆。

窓辺に植物を植えたら、その前(太陽の光が差してくる方向)にネットを立てるべし。
植物は太陽の光に向かって成長するので、伸びていく蔓がネットに触れてキレイに絡みついてくれることでしょう。

雨水を活用した緑のカーテン。
エコライフって楽しいですよ。

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