湯たんぽ(湯湯婆)とは
湯たんぽは、中国の唐の時代に、日本に入ってきたといわれています。 湯たんぽとは、容器にお湯を入れ電気もガスも使わないエコな暖房器具の1つです。古くは、陶器製、金属製でしたが、現代では、樹脂製、ゴム製、PVC製のもの、レンジで温めるタイプのもの、充電式の湯たんぽなど、様々な素材、タイプの湯たんぽ(湯湯婆)があります。ここでは、最近よくある湯たんぽをタイプ別の特徴をご紹介します。
湯たんぽ レンジでチンするタイプについて
レンジでチンするだけの湯たんぽは、正確には湯たんぽでないものがほとんどです。湯たんぽは、お湯を入れる!というものですが、よくあるレンジでチンするものは、お湯の代わりに保温剤が中に入っており、それをレンジで温めて湯たんぽ代わりにするというものです。保温剤には、ジェル、水、小豆、塩、小麦、ぬかなど様々で、それぞれに特徴があるようです。中には、数時間ほどしか保温時間がないものがありますので、使用用途によって使い分けると便利なものですね。
充電するタイプの湯たんぽ
お湯を入れることなく、電気で充電し蓄熱したところで湯たんぽのように使用できるものがあります。多くは、中に水のような成分の液体が入っており、コンセントにつないで充電させて使用します。メリットとしては、お湯をいれる必要がなく準備が簡単です。デメリットとしては、一定温度にしか上がりません。そして、充電時間以上充電してはいけないことなどです。
湯たんぽ 陶器のタイプ
陶器の湯たんぽは、古くから使用されており現代でもとっても人気の湯たんぽです。陶器は湯たんぽのメリットは、保温性が高く、原材料が土なので、遠赤外線効果があり、自然素材で身体にやさしい温もりが持続します。デメリットは、寝ている間に蹴っとばして割れる恐れがあることぐらいでしょうか。