愛され続ける永遠のスタンダード
美しい青い炎が人気のアラジンブルーフレームは、1930年代初めに英国アラジン社によって作られました。
ブルーフレームの原型となっているのは、当時アメリカのアラジン社が製造していた石油ランプです。
アラジン社は青炎式灯油ランプの特許を取得し、製造販売をしていました。
ヨーロッパへの販路拡大に伴い、英国の起業家ジャック・インバー氏との間に合弁会社
「英国アラジン社」と「インバー・リサーチ社」を設立し、
ブルーフレーム石油ストーブの研究開発に着手しました。
その後、アラジンブルーフレームの原型である「I.R」が完成。
「I.R」はインバー・リサーチ社の頭文字をとったもので、
1957年には(株)ヤナセによって日本へ輸入がはじまりました。
1960年の「シリーズ15」からはアラジンブランドとなり暮らしの手帳で紹介されると、
市場にある全石油ストーブの中から、「アラジンブルーフレームヒーター」が品質・性能の
両面で最優秀と評価されると一躍脚光を浴び、急速に普及しました。
完璧を望むイギリス人が作り、90余年間変わらない完成されたデザイン。少しずつ改良を加えながらも、基本的なモデルチェンジのない完成されたフォルムとその確かな品質は「永遠のスタンダード」と称され、今もなお世代を超えて愛され続けています。
多くの人の支持を受けている青い炎が心のくつろぎを与えてくれます。
我が家にアラジンがやってきました。
中古ですが、大切に使っていきたいと思っています。