4月はじめ、毎週土日朝から田んぼへ出かけて行った父ちゃん。
冬の間、眠っていた土を起こしに行っていた。
嫁入りする前にも1度手伝わせてもらったことがあるけど、
ハードすぎて腰が痛くなった記憶しかない。
田植え=ツライという方程式が頭の中で出来上がっていた。
コロナで大変な中、ありがたいことにお仕事も忙しくて、
休日はぐーーーーたらしたいな~って。
田植えの日。
ピカピカの長靴を履いて、作業着も着て、体がシャキッとしないまま、
田んぼに向かった。
田植え機で苗をカシャカシャ植えていく。
苗と苗の隙間を手作業で植えていく。
一歩踏み出すたびに、足が泥沼にズボッ。
うまく歩けなくて、「コテンッ」とはなってないけど、
歩く姿は亀より鈍い。
遠くの端っこで淡々と田植えをしている家族がかっこよかった。
夕方、田植えが終わり、みんなの長靴を見るとくたくたの長靴。
もう買い替えてもいいんじゃないか?ってぐらい。
わたしはすぐにモノを捨ててしまう。
モノが増えなくてスッキリはするけど、
永く道具を大事に使っている人から見れば、
まだまだ使えるもの。
長靴を洗ったことがなかったけど、
泥まみれの長靴をキレイにブラシで洗ったら、
長靴を扱う手が少しやさしくなった気がした。
福井へきて3年。
田舎で、ほとんど人と会わないからって、とうとうすっぴん歴3年。
自分のお手入れもしなきゃだな~。
スタッフ ともまい