水耕栽培の液体肥料の捨て方
水耕栽培での栽培終了時や、肥料バランスを整えるために液体肥料の交換をしたいときの液肥の捨て方をご説明します。
養液容量が小さいキットの場合は、使用している液体肥料がハイポニカであればそのままキッチンなどの流しに捨てても成分上問題はありません。
グリーンファームやアカリーナなどの小型キットは排水場まで液肥槽を持っていき、そのまま流してしまって大丈夫です。また、肥料として使えるので畑の施肥にも再利用できます。
ホームハイポニカ303の場合
排水口からの排水が場所の都合などでできない場合は、空気混入器の上部分を外し、内径1,8cmのホースをセットしてから循環ポンプの電源を入れると排水ができます。
※ポンプの能力はあまり大きくないので、ポンプより高い位置やあまり遠い場所への排水はできません。
ホームハイポニカサラプラスの場合
1.液肥槽の補水口から空気混入器を取り付けた循環ポンプを入れ、液体肥料につかるように設置する。
2.空気混入器の吐出口をバケツなどの容器に向ける。
3.循環ポンプの電源を入れ、液体肥料をバケツなどの容器に移す。
4.液体肥料を捨てる。(液体肥料は通常の肥料として再利用できます)
ホームハイポニカサラプラスの場合は、ホームハイポニカ303のように排水口がないので、上記方法で養液を排水してください。
その他容量の大きいキットの場合
ホームハイポニカ303やサラプラス以外の、自作装置など養液容量が大きい場合は、アクアリウムなどで使用する水替え排水ポンプなどを使用すると簡単に排水ができます。
養液を全部入れ替えたり捨てたりする頻度は高くありませんが、いざ行う時に知っておくと作業が楽になります。